ゆとり世代の新入社員女子は、一般的な常識の範囲を遥かに上回る行動や言動で周りの度肝を抜く怪物です。
個人の主張と自身のワガママの区別が一切ついておらず、自分の立場を顧みずに人権だけはやたらと主張するゆとり世代の新入社員女子の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
しょうもないゆとり世代の新入社員女子の特徴5つと対策
ゆとり世代の新入社員女子は、基本的な考え方や行動そのものが私たちと全然違いますので『当たり前』の範囲が完全にズレています。
彼女らの行動予測をして、上司として管理するのは本当に大変なこと。そんなゆとり世代の新入社員女子の特徴を挙げていきます。
①仕事に対する姿勢が違う
ゆとり世代新入社員にとっての『働く』ということは、敷かれてきたレール上に『就職』というものがあり、周りの人が『就職』を達成しているから私も就職する!という感覚です。
「楽をしていたいけど周りから怒られるし遊ぶためのお金稼ぎ程度に楽な仕事しておこう、失敗しても親に頼ればなんとかなるし」程度の考えですので、会社の為に尽力している先輩や、周りに迷惑をかけている新入社員に対してもそこまで関心がありません。
自分の夢ややりがいを追い求め、挫折をも財産だと思いながら働くゆとり世代の新入社員はほんの一握りで、絶滅危惧種の野生動物を見つけるくらい難しいでしょう。
関心が無いということは、だれかの失敗が『明日は我が身』かもしれないということにも無関心です。
関心の無いことは脳に焼き付かないので、結果同じ失敗を繰り返すのです。
②厳しさの本質を知らない
ゆとり世代新入社員よりもっと前の世代の人間が経験してきた厳しさをしらない彼女らは、一生懸命にならなくてもある程度のものを与えられてきているので、新入社員として組織の中に入って一生懸命な先輩方の姿を見ても、なんでそんなに本気になるんだろう?くらいにしか考えていません。
厳しさを経験して下まで落ちた後、そこから這い上がったときの達成感や自分の限界を超えたときの極限の嬉しさが身近に無かった世代ですから、こちらの感覚で怒ってもゆとり世代新入社員の心には響かないのです。
③普通でいることにこだわる
ゆとり世代新入社員は、『みんな平等に』というスタイルで育ってきた世代です。そのせいで、あまりにも出来なすぎるといじめられ、出来すぎると妬まれるから『普通』でいることにこだわっていたのです。
身近な例でいうと、会議などの発言の場所での発言はしたがりません。身なりや趣味の話で自分らしくあることへのこだわりは強いくせに、集団行動の際、自分に注目されることを極端に嫌います。
幼稚園のお遊戯会などで、7人の小人役に立候補する人は沢山いるのに、肝心な白雪姫と王子様に立候補する人はいない…それが新入社員たちが生きてきたゆとり世代なのです。
ゆとり世代より上の世代の人たちは、倍率の高い白雪姫と王子様の座を努力して奪いあっていた世代ですから、㈪で述べた厳しさの中にあるやりがいも知っています。
普通でいることが良いことだと教わってきたゆとり世代の新入社員には、そうでないことを身をもって教えてあげない限りずっと変わらないのです。
④自分の立場を理解していない
ゆとり世代新入社員は、何をするにも「あなたはすごいから必要」という扱いを受けてきています。
会社という組織に入ると、今まで生徒として1番尊重されてきた自分の立場が逆転し、自分が1番下の立場になります。
今まではみんな平等だったのに、誰も優しくしてくれずに自分をボロ雑巾のように扱う会社の人間を悪魔のように見てきます。
上司の立場も把握していて当然のことですが、そもそも新入社員が下っ端として雑用などを率先してやらなければいけない理由はただ単に経験が浅いからではありません。
経験が浅い人間が何か問題を起こしたとき、土下座をしてもその行為には何の価値もありません。
万が一のときに役職が付いている人や上の立場の人間にしかできない『責任を取る』ことをやってもらうからこそ、下っ端としてできる雑用や力仕事を率先してやる新入社員の立場を理解できていないのです。
それを明確に伝えてあげない限り、ゆとり世代の新入社員は延々と不満を垂れ続けます。
⑤週末の終業時は別人
金曜日や週末の終業時刻が近づいてくると、ゆとり世代の新入社員は大嫌いな会社からいったん現実逃避できる楽しい週末をむかえることになります。
勤務後に週末の友達との飲み会や合コンなどにそのまま直行するために、終業時刻が近づくと化粧ポーチを持ってトイレにこもり、数分後に出てきたときの顔の変わりようはまるでマジックです。
金曜日だけネイルが派手になっていたり髪がぐるぐる巻きだったりと、プライベートに仕事が食い込んでくることはやたらと嫌うくせに仕事にプライベートを持ち込むのはいいみたいです。
こちらに害はありませんが、いろいろ露骨なのが新入社員たちが当たる、いわゆるゆとり世代です。
対策
ゆとり世代の新入社員の対策は、ゆとり世代の新入社員がどれだかアホかランク付けすることが重要です。
いちばん厄介なのは幼稚園児レベルのわがままゆとり世代。自分の都合が悪くなると、どんな方法を使ってでも自分が悪くないように仕立て上げてきますので、常識だけでなく公用語すら通じないゆとり世代の新入社員の前では「怖い上司」のふりをしましょう。
一切褒めず、何の関心も示してはいけません。そうしていると、ゆとり世代の新入社員も自分が気に入られていないことに気付き、この人には変なことしたらやばいなと思う存在になりますので、関係を持たずに済みます。
言葉は通じるけど使えないゆとり世代の新入社員や、頑張ってはいるけど根本的な考えが出来ていないゆとり世代の新入社員に対しては、飴を与えずぎず、本質を否定しすぎないようにしましょう。
気を付けながら例を挙げて「○○をすると周りはこう思うからよくない」と言う風に、『周り』という言葉を使って不特定多数の第三者の存在をちらつかせながら、「お前がこうしたからこうなったんだ」ではなく「こういうふうにしちゃうと自分の気づかないところで周り(もしくは○○さんなど具体的に)が困るかもしれないから」と声をかけると効果的です。
ゆとり世代は見えない第三者の存在や、普通じゃない自分に対しての恐怖感が強いですので、弱みをうまく利用して怒れば効果的です。
いかがでしたでしょうか?
ゆとり世代の新入社員は、私たちの常識の範囲からかけ離れた考えを持っている為、具体的な行動の対策よりも育ち方や考え方を理解することが大切です。
分かりあうことはほぼ無理なので、諦めてかかった方がこちらの為にもなります。
新入社員の性質を見極めることも上司の役目ですので、長い目で見て頑張りましょう。