「マウンティング女子」という言葉が浸透して1年以上経った今でも、自分がマウンティング女子だと気付いていない女子が多く存在します。
マウ女の数だけ、嫌な思いをする方も多いでしょう。
マウ女との付き合いは特徴と対策を知ることが大切です!
嫌いなあの女子にはどんな特徴があり、どの様に付き合えば良いのでしょうか?
【徹底分析!】マウンティング女子の攻略ハウツー6つの特徴と対策
女子会の後に、言いようの無い虚無感を覚えたことはありませんか?
「心から笑えなかった」「なんだか分からないけどイライラ…」。そんなモヤモヤの原因、マウンティング女子かもしれません。
①マウ女のキホン
マウンティング女子のキーワードは「さり気なくチクリ」です。
私たちは大人になるにつれ、場の空気や人間関係にとても気をつかう様になります。
加えて、体力や役職など言葉で言わずとも力を示しやすい男性に比べ女性は「対人能力」がものを言う場面が非常に多く、優れたコミュニケーション力を自然と培っていきます。
これらが悪い方向に転じて、ふつうの女子がマウンティング女子に化けるのです。場の空気を乱さない様に笑顔をキープしながら内面ではくるくると頭を回転させ、ものすごいスピードで相手の劣っている点を探します。
そしてそれをいかに分かりにくく、でも確実に「チクリ」とさせる様に伝えるかを、ほとんど瞬間的に導き出します。
実に間接的で巧妙な手口です。
②親友型
親友だから」と、仲の良い関係性を利用してマウンティングしてきます。
「○○の彼氏と会って、ほんと人って顔じゃないなぁって思うよ」…褒めているようで、褒めていないですね。
「私もそろそろ内面重視で彼氏つくらなきゃ〜」など、自分と親友を「彼氏」など様々な基準でランク付けしマウンティングしてきます。
仲が良くなんでも言い合える関係だということに託つけて、いろいろなことに首を突っ込んでは自分が上だということをそれとなく伝えてきます。
③自虐型
「○○ちゃんは古風な顔だからアイメイクが映えるね。いいなぁ、私は顔が派手だから化粧するとケバくなっちゃうんだ」や、「○○ちゃんは女友だちが多くていいね。私って女の人に嫌われちゃって、いつも男の人しか寄ってこないんだ」など、自分を卑下しているように見せかけて自慢をしているマウンティング女子です。
「私のココ、すごいでしょ」と言いたい時、かつそのポイントが相手と正反対である時に成立します。
④勝手にカウンセラー型
「○○ちゃん、こういう色の服着ればもっと可愛くなるのに!」など、頼んでもいないのに勝手にアドバイスじみたことをしてくるマウンティング女子です。
「あなたは可愛くないよ、わたしの方が可愛いよ」という優越感を、心にしまっておけずに放出してしまうのです。
相手のためを思って言っている訳ではなく、あくまで「私の方が上だ」ということを伝えたいだけです。
また合コンなど不特定多数がいる場所で「○○ちゃんて天然タイプだから、こういう人と合うと思う」など、相手のことを決めつけてその場を自分の思う様に進めていきたがる「プロデューサー型」にも似ています。
マウンティング女子の分類は他にも「無神経型」や「事情通型」などがあります。
⑤マウ女ランク基準〜外見〜
マウンティング女子は、様々な基準を設けて相手と自分を比較しランク付けします。
なかでも、顔や体型といった外見に関しては、会った瞬間にできるという点でマウンティング率が高いのではないでしょうか。
目や鼻、輪郭、足など元々のパーツを始めメイクの仕方、ファッションや持ち物のセンスなど、マウンティング女子は上から下まで徹底的に採点していきます。
⑥彼氏の有無やスペック
彼氏がいるかいないか、いない場合は何年いないのか、いる場合はどんな彼氏なのか…、女性同士では大きな関心事です。
結婚を意識する年代やママ友同士では特に、彼氏や旦那さんのスペックを採点したがります。どこに勤めているのか、年収はどれくらいか、どんな仕事をしているのかなどを比較し「私の方がいい人と結ばれていて幸せ」だとアピールをしてきます。
「先週、家族でハワイに行ってきたの」「へ〜! いいなぁ。うちなんか旦那が商社マンだから忙しくて。夜も遅いし週末も仕事で、全然一緒に過ごせないよ」「そうなの? ウチの旦那は役職に就いてから時間に余裕ができたみたいよ」「いいわね、旦那さんベンチャー企業だっけ? 新しい会社は出世スピードが速いのね。やっぱり大手は体制が古くて嫌んなっちゃうわ」……
マウンティングの嵐です!
マウンティング女子たちの会話はドラマの中だけでなく、ごく日常的に行われていることが容易に想像できるかと思います。
⑦仕事
仕事をしているのか、それは正社員なのか、または専業主婦なのか…、働く女性が増えている時代ならではのマウンティング基準です。
「○○ちゃんは契約社員でもやりたいことをやっていて羨ましいな。私は異動もあるし自由が効かないや」など、仕事内容や雇用形態を材料にランク付けします。
とりわけ専業主婦か働く女子なのかについては、根深い確執がつきものです。
家にいて家族の帰りを待つ幸せか、ばりばりキャリアを積む幸せか、「女の幸せ」論争はこの先も解決することはなさそうです。
対策
マウンティング女子の特徴を、分類とランク基準に分けて紹介してきました。
お読みいただいた中でお気づきかもしれませんがこのマウンティング女子たち、とても「可哀想」なんです。
マウンティング女子に対しては、以下の3つの方法で対応しましょう。①:心を無にして、褒めておく/②:それマウンティングだよ、と言ってみる/③:○○ちゃんの考えも一理あるねと、ハッキリかつ冷静な受け答えをする。3つに共通しているのは、相手にしないことです。
自分と他人を比較せざるを得ないということはつまり、自分に自信がない証拠です。
常に人より勝っていたい、自分が優位に立ちたいと考えることも、自分に劣っている点がありそれを知られたくないという心理が働くからです。
そんなマウンティング女子との付き合いには、相手にしない心の保ち方が非常に大切です。
「この子は可哀想なんだ」と思うことで心のゆとりをつくるのも良いですが、何よりも自分の「自信」を忘れないことです。
マウンティング女子はあらゆる基準で食ってかかってきますが、どんなときも「自分らしさ」を愛する心を忘れなければ、言われたことも大して気になりません。
そしてそういった態度で接していれば、マウンティング女子の方から離れていきますので安心してください。
マウ女にとって決して勝てない本当の敵は、自信を持っている女子です。
いかがでしたか?
思わず対抗したくなってしまうマウンティング女子ですが、対抗すればする程むなしくなるだけです。
「私は私だ」と、あなたらしさを大切にしましょう。何が幸せかという基準も、自分の基準がイチバン大切です。
くだらないマウンティングは、あなただけのハッピーオーラでふきとばしてしまいましょう!