ママ友トラブルはドラマの世界の遠いお話しではなく、日々実際に起きている現実の話です。
「ギスギスでドロドロした感じ」「まさに女の世界って感じ」…嫌なイメージが根付くママ友の世界では一体どんなトラブルが起きているのでしょうか?
そしてそんな世界でも自分らしく過ごすにはどうしたら良いのでしょうか?
ママ友トラブル〜泥沼にはまる前に知りたいリアル5選
ママ友トラブルには代表的なものが5つあります。
ママになる予定がある方にとって実際にどんなトラブルがあるのかを知っておくことは最適な対策です。
また今後の対策もお伝えします。
被害に遭っている方も参考にしてみてください。では早速見ていきましょう。
①過干渉と渦巻く嫉妬
旦那さんの年収、車や家のローン、教育方針…ママ友たちはいつも、他のママの家庭や家計の事情が気になって仕方ありません。
「旦那さん、何の仕事してるの?」「あのお家って、分譲?」「新車に替えたんだね〜」「2人目は?」などなどママ友たちは質問や会話をしながらプライベートなことを探り出し、互いに格付けし合っています。
そして徐々にマウンティングが始まり嫉妬心や嫌悪感といった負の感情が蔓延することでトラブルに発展します。
他のママの情報に関する記憶力は抜群で、たくさんの情報を何人分もインプットできます。
負けていると感じることがあれば嫉妬心に燃え、“もっと知りたい”という欲望を抑え切れずにママ友どうしがストーカーし合うというトラブルが多々あります。
「昨日あんな時間にどこへ行ったの?」と聞かれ怖い思いをした、「お弁当、手抜いてるんじゃない?」と余計なお世話を言われて腹が立つなど、干渉と嫉妬によるトラブルはママ友間では常に付き物です。
②噂のハイスピード流布
ママ友たちのネットワークは非常に狭いです。
ただでさえおしゃべり好きが集まっている世界ですが、その規模の狭さが噂の勢いに拍車をかけます。
行き過ぎた干渉により本人が予期せぬ点での噂が立つケースは非常に多く、その真偽性も疑わしいものばかりです。
ママ友たちは集団で一人をターゲットにし、無視などのイジメをすることも日常茶飯事です。
気に入らないママ友や見下しているママ友の根も葉もない噂や悪口を蔓延させたり集団で無視をしたりして、ターゲットを追い込んでいきます。
噂が広まるスピードは異様に早く、あっという間に全員が自分の嘘の情報を信じてしまっている、という状況になります。
③ボスママのカースト支配
ママ友たちの中には必ず「ボスママ」が存在します。
容姿、夫の経済力、地主、子どもの人数などその理由は様々ですが、とにもかくにもカーストのトップにいるママです。
ボスママの一声でママ友たちの行動が決まると言っても過言ではなく、従わないと自分がターゲットになってしまうため皆が必死になります。
金魚のふんのようにボスママにつきまとうママ友たちは、ボスママに嫌われないように機嫌を伺いながら行動し、自らの敵になるようなママ友を排除することに余念がありません。
仲間内で攻撃し合うこともしばしば、ボスママが支配するママ友ネットワークはまさに戦場です。
④SNSトラブル
ママ友関係は、SNSにおいても気が抜けません。
気安く投稿した文や写真がトラブルになりかねないため、細心の注意を払う必要があります。
家族旅行の写真を投稿したら「いいね、暇で」と嫌味っぽく言われた、仲良く遊ぶ子どもたちを撮った写真を投稿したら「ウチの子が下を向いてる。わざとこれにしたんでしょ」と文句を言われたなど、実際に起きているトラブルは「そ、そんなこと…?!」と耳を疑うものばかりです。
⑤子ども関係トラブル
ママ友トラブルは本人たちどうしに限らず、子どもがきっかけとなるものも多々あります。
特にお受験や習い事といった、ママ友がステイタスと捉えている事柄に関しては熾烈なマウンティングが繰り広げられトラブルに発展します。
どこを受験するのか、学力はどの程度なのか、習い事にどのくらいお金をかけているのかなど、見栄やプライドが高いママ友たちは、自分と比較しながら他のママの子育て事情をリサーチします。
そして「へぇ〜。○○ちゃんはその程度なんだぁ、意外〜」といった嫌味や「ちょっと、ウチの真似しないでくれる?」といった勘違い発言が飛び交いバトルに発展、といったトラブルが起こります。
また子どもどうしのちょっとしたケンカにも首を突っ込み、それをママ友の世界にも引っ張ることで起こるトラブルもあります。
こういったママ友の子ども関係トラブルは、子どものことを思って力になるためというよりは、自身の地位を守ろうとして発生します。
対策
ママ友トラブルの対策は、頑張らないことが第一です。
これは、周囲に合わせようと頑張り過ぎないことと、逆に、歯向かったり物申したりしようと頑張り過ぎないことの二つの意味があります。
ママ友たちと良い関係を築こうとすると、常に誰かの機嫌をとらなければならないことはもちろん、立場の弱いママ友をイジメる加害者側になってしまう危険があります。
被害者になるのは嫌ですが、加害者になるのはもっと気持ちが良くないですよね。心から信頼できるママ友に出会えることは稀です。
期待し過ぎず、毅然とした態度で一線を引くのがベストな対策です。
かと言って、距離を置いていることをあまりに態度に出し過ぎると、今度はターゲットにされて嫌な思いをすることになります。
話しかけられた際には笑顔で感じよく接し、本音やおべっかは言わずにやり過ごすことをオススメします。
難しいかもしれませんが迷った時は、自分にとって一番守らなくてはいけない大切存在は何かという原点にかえってみてください。
ほとんどのママにとって、それは子どものはずです。
子どもの幸せよりも自らの見栄やプライドを優先させる…そんなママにならないよう大切なものを守ることを心がける強さを忘れなければ、くだらないママ友のトラブルなど鼻で笑えるようになります。
いかがでしたでしょうか?
ママ友のトラブル、本当に恐怖だと思いませんか?
実際に被害に遭っている方も相当多く病んでしまうこともあるかと思います。
しかしママ友トラブルは本人たちの見栄やプライド、意地といった低レベルなものが発端です。
母として一番大切にしたいものを改めて考え、同じ土俵で傷つくことのないよう参考にしてみてください。