看護師という仕事は、男性が増えてきているとは言ってもやはり女の方が多く勤めている職業です。
とくに、同僚とのトラブルは看護師同士の揉め事の中でも日頃から悩んでいる人が多い問題でもあります。
看護師が悩む同僚トラブルにはどのようなことがあるのでしょうか？
どこでも必ずある問題…。看護師同僚トラブル5選
看護師同士の同僚トラブルが起きる原因の多くは、同僚というくくりの中で毎日毎日同じ時間を過ごし、仕事の責任を同じ立場で背負う者同士だからこそ起こる問題が溢れています。
女だらけの職場で、看護師という職業ならではのよくあるトラブルをご紹介します。
①人違いで怒られる
同世代くらいの同僚だと、同僚に適当な看護師がいるだけでこちらに被害が出ます。
似たような服を着て髪をまとめていれば、患者さんもあまり顔を覚えていないことも多いです。
分からないことや不安なこと、薬の効き目などを患者さんが聞いたとき、適当に答えた看護師が同僚である場合、顔の区別がついていない患者さんは自分と勘違いしてしまいがちです。
それによってクレームが来たとしても、自分が言いましたと正直に言わないズルい看護師だった場合は自分が間違ったことを患者さんに教えたと勘違いされたりすることもあり、自分がいくら真面目に仕事をしていてもとばっちりを受けなければいけないことも多いのです。
②ライバル心を燃やされる
同僚だからといってライバル心や対抗意識を燃やされることも多いです。
こちらがリーダーになったときも、自分のことを下に見ている同僚看護師は自分の指示を無視することも少なくありません。
看護師の仕事は少しのミスでも危ない事態になりがちなので、どんなに小さなことでもこちらがリーダーとして注意をしても聞く耳を持たなかったりします。
上下関係のハッキリしない同僚という立場と、仕事として縦社会を割り切らない女の特徴が表れている一面です。
女は横のつながりを意識しがちなので、男性のようにしっかりとした縦社会の感覚はなく、割り切ることが出来ない性質があるからこそ起こることです。
③同僚の尻ぬぐいは同僚がやる
看護師という仕事と言えど、同僚となればできる仕事の範囲や知識の面でもレベル的には似たり寄ったりだと思われがちです。
前職で違う病院の救命救急に勤めていたなど、専門の知識や経験があったとしても、自分より優れている人を認めたくない性分の女が多い看護師の世界ではそういう面を認めてはもらえません。
同僚なら同じレベルだと思われてしまいがちなので、やる気のない同僚やサボりがちな同僚が休んだ時や体調が悪いと訴えているときなどに代わりとして仕事をするのは同僚の自分になりやすいのです。
④向上心がない同僚との戦い
ナースコールが鳴ると違う仕事があるように見せかけて外に出て行ってしまったり、自分の仕事があるからと言わんばかりに忙しそうにしている人の仕事を手伝わなかったりと、どうしてお前は看護師になったんだと言いたくなるような同僚看護師との遠回しな戦いはどこでもあるものだと思います。
そのくせお菓子だけはしっかりとつまみ、人の悪口には花を咲かせ、手よりも口を動かすしょうもない同僚には常にいらいらします。
同僚だからと言って周りの愚痴をこぼしてきて都合のいい時だけ自分を味方につけようとして来たり、他人とのトラブルに自分をまきこもうとしてきたりと、自分自身が看護師として立派になろうという意識がどこにも見当たらない同僚はストレスのもとになります。
⑤気に入らないと同僚潰し
看護師同士の人間関係は決していいものとは言い切れません。
人間関係が近ければ近いほどその関係は壊れやすくなりますし、仲良くなれたと思っているとすぐに嫌な所が見えてそこしか見えなくなることも多くあります。
自分よりも優れた存在が居れば、自分の立場が危うくなるのを恐れ、少し話しただけのことを盛りに盛って悪口大会のネタにしたり、精神的に追い詰めて退職させようとしたりすることはザラにあります。
看護師同士の間で先輩後輩関係なしに派閥をつくり、個人間の戦いを派閥争いにまで広げる同僚看護師は多いと思います。
それもこれも、同僚という同じ天秤にのせられ、同じ立ち位置なのに差がある大きなくくりにされている人間ではで起こることなのです。
いかがでしたでそうか？
看護師同僚のトラブルは、男のように縦社会だけではなく横のつながりを意識する女が多い職場ならではの揉め事が多いです。
看護師という職業が女が多いだけではなく、同僚となると同じ天秤に乗せられることが多くなるため、トラブルが多くなる傾向が見られます。
