エステティシャンは美容のプロと呼ぶに等しく憧れも多い職業です。
エステティシャンは美への関心が人一倍高く「お客様を綺麗にしたい」という思いで仕事にも真剣に取り組みます。
しかしそこはまさに女の世界、それ故に面倒な悩みがつきものです。
では具体的にどんな悩みがあるのでしょうか?
女の世界すぎ…(恐)! エステティシャンの悩み7選
美を追求し綺麗な外見を保っているエステティシャンですが、心の中は悩みやストレスで一杯です。
女の世界ならではの悩みが絶えずつきまとい、更にそこに体力的な負担がのしかかります。
それでは早速、その悩みの詳細を見ていきましょう。
①とにかく容赦ないイジメ
男の目を気にしなくて良いエステティシャンたちの間では、イジメが容赦なく行われます。
その中で生き残るために数々の悩みを抱えながら働いています。
無視、持ち物を隠す・汚す、通りすがりに舌打ちをする…女しかいないからこそ、イジメは公然と日常的に行われます。
誰がどんな理由で標的になっているのか、誰が仕切っているイジメなのかはすぐに分かります。また自分の行動は常に誰かしらにチェックされているので、助け舟を出すこともなかなかできません。
イジメに対してどう対処すれば良いか、エステティシャンには人間関係の悩みが尽きません。
②派閥争いが過激
女は群れることが大好きで、すぐに派閥をつくります。
エステティシャンの世界でもそれは悩みの種になっています。
どの派閥に属するかによってシフトや担当業務に影響が及ぶため多くのエステティシャンは強い方に入ろうとします。
しかし大抵の場合はそれぞれの派閥が権力を持とうと必死になるため、どの派閥に所属しても同じことです。
また無所属で一匹オオカミになろうとするとどちらからも嫌われ標的になります。
どちらにせよエステティシャンの多くは、くだらない派閥争いで悩み病んでしまうのです。
③店長への媚びが面倒くさい
現場で働くエステティシャンとして店長は一番偉いポジションです。
権力者への媚び・へつらいは女の得意技であり、エステティシャンたちの間でもこの「店長への媚び売り」がまるで義務かのように毎日行われ、それが悩みに発展しています。
若いエステティシャンたちは特に、お世辞文句やお土産で店長の機嫌をとることで店舗内での地位向上を目指します。
そういった特殊な社交性を持つエステティシャンと対照的に、嘘がつけない・演技ができないエステティシャンにとっては、面倒くさい媚び売り合戦は大きな悩みです。
④みんな「自分がイチバン」
女の世界にいるから気が強くなるのか、気が強いから女の世界にいくのか…とにかくエステティシャンの世界は気の強い女の集まりです。
エステティシャンはプライベートでも美を追求しており、仕事以外でも自分(外見)磨きに努めています。
「私がいちばん綺麗」、エステティシャンたちはそれぞれ自分に自信を持っておりそんな風に思っている女が集まれば争いが起きないはずはありません。
若さや容姿に対する嫉妬・羨望、成績による優劣などエステティシャンたちは格付け合いの渦に自ら巻き込まれていきます。
嫉妬がからむイジメは最も陰湿で、「お局のイジメに悩む新人エステティシャン」という構図は日常茶飯事です。
⑤みんないつも必死
エステティシャンたちはいつも生き残るために必死です。
店長などボス的存在の女に気に入られるために演技をする、もしくは目をつけられないようひたすら地味に過ごす、どちらにせよ本来なら仕事に関係のない余計なことにまで神経を尖らせなければいけません。
現場は常にピリピリ、休憩中も気が休まらず、エステティシャンは慢性的にストレスと悩みを抱えています。
周囲が常に必死で心に余裕がなくなりどんどん意地悪になっていく、という悪循環の中エステティシャンは働いています。
⑥たまに来る男に過剰反応
異性との出会いが少ないエステティシャンたちは、たまに来る宅急便や営業などの男性に過剰に反応してしまいます。
お局は声をワントーン高くしたり化粧を濃くしたりと痛々しい色気を出し始めます。
若いエステティシャンの中には、無駄に緊張し過ぎておかしな態度をとってしまう人もいます。
普段接していないがために男慣れできず、合コンなどでもカラ回りするという悩みを抱えるエステティシャンも多くいます。
それが蓄積されていくと痛々しいお局のようになってしまい、いずれにしても異性関係の悩みは絶えません。
⑦いつでも体力勝負
これまで主に精神的な悩みを挙げてきましたが、エステティシャンには更に体力的な悩みも加わります。
ボディやフェイシャルなどのマッサージは、エステティシャン自らの体をフルに使って施術します。当然立ちっぱなしで、持っている全ての力を注ぎます。1日が終わる頃には足腰がパンパン、常にどこかが筋肉痛など日々「体力勝負」です。
競争が激しくなるエステ業界では各社お客様の取り込みに余念がなく、ノルマも課されているエステティシャンは毎日大忙しです。
予約は夜遅くまで分単位で入り、体力がない人は早々とダウンします。
いかがでしたでしょうか?
美を追求するエステティシャンですがやはりそこは女の世界、日々ネチネチやドロドロから発生する悩みを抱え闘っています。
面倒、陰湿、幼稚、多くのエステティシャンはそう感じつつも、悩みを押し殺しながら今日も働いています。
たくましさと良い意味での図太さが必要な職種と言えるでしょう。